
1話あたり約1億円の製作費が投入された『VIVANT』で、いちばん頼りになる上司は誰か。派手な主人公の陰で、部下を導き支えた大人たちに注目しました。物語の展開に触れるネタバレを含むので、未見の方はご注意ください。
第5位 宇佐美哲也
宇佐美哲也は、エネルギー事業部長で乃木の直属の上司です。誤送金を乃木の横領と疑ったのですから、最初から信頼で部下を支えたわけではありません。ただ、フローライト事業の功績が自身にも加味されると、乃木にフレンドリーに接するようになります。正直、この変わり身の早さは人間くさくて憎めないところ。導く力では控えめですが、乃木にとって表の職場の空気を左右する上司でした。
第4位 佐野雄太郎
警視庁の公安部長という立場にいながら、佐野雄太郎は乃木が別班員と知っても、他の捜査員には隠しました。国防に関わるためという判断です。のちに別班と手を組む流れまで含めて、組織の長として線を引ける人だとわかります。部下を前線で直接導く場面は多くありませんが、大きな判断で現場を守る。地味に外せない上司です。
第3位 長野利彦
丸菱商事の専務という顔の裏で、長野利彦の正体は別班員です。前線で動く別班員の後方支援に重点を置く人物で、支える役目がはっきりしています。見どころは、乃木が奪還を断念した場面です。ここで乃木に喝を入れて続行を指示し、奮起させました。優しく慰めるだけでなく、背中を強く押す。これも上司の仕事なんですよね。
第2位 野崎守
警視庁公安部外事第4課の課長、のち理事官の野崎守は、先読みに長け、手先も器用な人物です。そして情に厚い。バルカでは薫にジャミーンの処置を認め、乃木に薫の捜索を許可しました。規則だけで止めず、現場の事情をくんで動かす姿勢が際立ちます。ここまで部下を支える上司が2位だとすると、1位に立つのは誰か、気になりませんか。
第1位 櫻井里美
第1位は、別班の司令官である櫻井里美です。生真面目で、部下にも常に敬語を使います。リスクが高い別班員の奪還を断念する冷静さを持つ一方、乃木が代替案を示したときは認可する柔軟さも見せました。切り捨てる判断と、部下の提案を受け入れる判断。この両方ができるからこそ、乃木は単独での救出に踏み出せたのだと思います。導き、支える度合いで、この司令官がいちばんです。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれて、お疲れさま。正直に言うと、野崎守と櫻井里美の順番は最後まで迷ったのよ。薫の捜索を許可した情の厚さも、奪還を断念する冷静さも、どちらも上司としては大切だものね。あなたの1位は誰だったかな?





