
ランキングの頂点に立つのは70歳、2位でも68歳という、ベテランぞろいの顔ぶれです。『VIVANT』の登場人物の一覧に書かれた年齢(架空の2023年6月末日時点の満年齢)で並べました。物語の核心に触れるネタバレを含むので、ご注意ください。
第5位 佐野雄太郎 55歳
55歳の佐野雄太郎は、警視庁の公安部長です。野崎の報告で乃木が別班員と知っても、国防に関わるからと他の捜査員には隠しました。のちに別班に呼び出され、野崎をシンシーに潜入捜査させるための別班員拉致を黙認したと明かし、別班と手を組みます。警察の幹部が組織の壁を越えて動く、その判断の重さが地味に外せないポイントです。
第4位 バトラカ 56歳
テントの最高幹部で、ベキの側近を務めるのが56歳のバトラカです。民間軍事会社Y2Kの代表でもあり、バルカ軍の7割がこの会社に頼っています。17歳のころ、撃たれたベキを密かに助けたという過去があるんですよね。ピヨとともにベキから軍事作戦の立案を教わり、のちにテントの原型となる軍事会社を設立しました。
第3位 長野利彦 60歳
60歳の長野利彦は、丸菱商事の専務。その正体は、東南アジアを統括する別班員です。太田梨歩への頻繁なメールは、護衛のためでした。専務の地位にいるのは、前線の別班員の後方支援に重点を置くためで、乃木が奪還を断念した際には、喝を入れて続行を指示しています。表の肩書きと裏の役目がここまで噛み合う人物は、そういません。
第2位 ノゴーン・ベキ 68歳
68歳のノゴーン・ベキ(乃木卓)は、テントの創設者でリーダー。乃木憂助の父です。かつては警視庁公安部外事第1課の警部補で、島根県奥出雲町の乃木家の出身でした。バルカでは緑化事業の功績から「緑の魔術師」と呼ばれ、戦災孤児を育ててテントを作り上げています。公安の警部補から組織の頂点へという経歴の振れ幅に、正直驚きます。では、そのベキをさらに2歳上回って首位に立つのは誰か。気になりますよね。
第1位 タイラン・グリエワ 70歳
第1位は70歳のタイラン・グリエワです。トルコ国籍の情報ブローカーで、アゼルバイジャンのバクー近郊に豪邸を構えています。7年前に核融合の研究者エリシャ・ママドフを家族ごと拘束し、研究の真実を聞き出そうとしました。娘のプリシャをテントに連れ去られ、エリシャから何も聞き出せずにいる状況です。最年長が物語の根っこにある研究の秘密を握っている点が、この順位の説得力です。
惜しくもランク外
高田明敏は53歳で、あと一歩及びませんでした。野崎守、宇佐美哲也、原智彦は、そろって50歳でランク外です。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれてお疲れさま。温かいお茶でも飲みながら、ゆっくり余韻にひたってね。『VIVANT』は、70歳のタイラン・グリエワから55歳の佐野雄太郎まで、大人たちの顔ぶれを眺め直すだけでも楽しいのよ。ふふっ、年齢で並べると意外な発見があるでしょう。あなたの1位は誰だったかな?





