
黒幕と呼べる人物が、実は8人もいる。『VIVANT』は敵の層の厚さが物語を引っ張ったドラマです。今回は物語全体の黒幕・最終的な敵としての立ち位置の大きさで並べました。結末を含むネタバレがあるので、未視聴の方はご注意ください。
第8位 新庄浩太郎
首領ではないのに、事態を一気に悪化させたのがこの人物です。野崎の部下でありながらテントのモニターでもあり、ベキの逃亡を手引きして事件を終盤の危機へ導きました。味方の顔をした内部の裏切りは、外の敵より厄介なんですよね。ラスボスの座には遠くても、物語を土壇場まで追い込んだ功績は無視できません。
第7位 アル=ザイール
退場の早さが、そのまま順位に響きました。契約金をダイヤモンドに換えて持ち出したテロリストで、謎の言葉を残して自爆します。出番は短いのに、乃木の物語を大きく動かした点は地味に外せません。ラスボスというより、巨大な物語の引き金役です。
第6位 アリ・カーン
序盤の乃木の前に立ちはだかった壁が、この人物です。インフラ会社GFL社の社長でテントの幹部でもあり、誤送金された資金の返却を拒んで乃木のバルカ行きを阻みました。表向きは企業の社長という顔が、いかにも厄介です。ただ組織内では幹部の立場にとどまるため、この順位に置きました。
第5位 タイラン・グリエワ
第2シーズンの核心である機密と少女の件に関わる、情報ブローカーです。核融合の研究者エリシャを拘束し、シンシーに娘の捜索を依頼した人物でもあります。ところが後に乃木に買収されてしまう。核心に触れながら最後まで敵として立ち続けない点が、この順位の理由です。
第4位 山本巧
序盤の誤送金事件の黒幕は、乃木の同僚でした。テントの特別諜報員モニターという裏の顔を持ち、身近な人物が敵だったという衝撃が物語の入口を作ります。正直、この仕掛けは見事です。ただし乃木と黒須に排除され、早い段階で舞台を去るため、順位は4位となりました。
第3位 劉銘軒
シンシー側で実際に手を動かし、最前線で追い込んできた敵です。死んだはずのエージェントでありながら、野崎の潜入を見破って拘束しました。さらに野崎を洗脳し、ドラムにも銃弾を浴びせています。直接的な脅威の大きさでは、ここまでの誰よりも際立っています。
第2位 樊林杏
第2シーズンで別班を追う組織の最高責任者が、この人物です。中国公安部と結び付く諜報機関シンシーを率い、別班への復讐に燃えて日本へ工作員を差し向けました。物語の対立軸の頂点にいる存在で、劉銘軒の背後にいる指揮官でもあります。では、その上をいく最大の敵とは誰か。
第1位 ノゴーン・ベキ
第1位はやはりこの人です。国際テロ組織テントの創始者で、乃木憂助の実父。元上官への復讐を図りますが、直前に乃木に狙撃され、事件は収束しました。第1シーズンの事件を締めくくる最終局面で、息子の銃によって決着する構図が、ラスボスの重みを決定づけています。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれてお疲れさま。どうぞ、温かいお茶でも飲んで一息ついてね。ベキが狙撃される場面の余韻は、観終わったあとも長く残るのよね。第2シーズンの樊林杏や劉銘軒も、紙一重で上位に食い込んだ顔ぶれだったわ。あなたの1位は誰だったかな?





