
40年。乃木憂助が父ベキと再び向き合うまでに流れた年月です。『VIVANT』の家族は、血のつながりだけでは測れません。以降はネタバレを含みます。
第5位 アリ・カーンと家族
アリは乃木たちに追及され、ベキが乃木の父と同一人物だと明かしました。物語の核心が動いた瞬間です。のちに家族とともにベネズエラへ逃亡し、キプロスへ移住します。事件の渦中にいながら、最後は家族と一緒に身を守る道を選んだわけで、地味ですが外せないポイントです。
第4位 乃木憂助と薫とジャミーン
乃木の家で一緒に暮らす3人は、血縁ではなく暮らしで結ばれた家族です。ノコル捕縛作戦で渡航する前、乃木は全財産を薫に託しました。ここがぐっときます。薫は乃木の帰りを待つと決め、その覚悟が家の空気を支えています。
第3位 ジャミーンとアディエル
血のつながらない父娘です。アディエルは、プリシャを救出して娘ジャミーンとして育てるため、テントの幹部を退きました。立場を手放してまで娘を選んだ決断は重いですよね。ザイールの自爆テロでは、ジャミーンを庇って重傷を負います。言葉より行動で示す父の姿が、この順位の根拠です。
第2位 ノコルとベキ
ノコルは乳児のころにベキに引き取られた養子です。のちに跡取りとして、ベキから最も信頼されました。そのベキから「復讐を果たす気はない」と告げられ、涙ながらに別れを受け入れます。育てた父と育てられた子の時間が、この場面に詰まっています。では、これを上回る絆を築いたのは誰か。第1位が気になりますよね。
第1位 乃木憂助とベキ
第1位は生き別れた親子、乃木憂助とベキです。ベキは、公安に見捨てられてバルカの武装勢力に捕まったとき、憂助と生き別れました。その後も、4年間バルカで憂助の消息を探し続けています。そして40年ぶりの再会。正直、この年月の長さには驚きます。しかもベキはテントの創始者で、乃木は別班の工作員です。親子であることが物語全体を動かしました。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれてお疲れさま。温かいお茶でも飲みながら、ゆっくり余韻にひたってね。『VIVANT』は、ベキと乃木の再会も、ジャミーンを守るアディエルの背中も、どれも胸に残るのよね。あなたの心に一番深く残った家族は誰だったかな?





