
40年。生き別れた父子の時間が、VIVANTという物語の中心にありました。今回は、物語を大きく動かした転機としての重さと、シリーズ全体への影響の大きさを基準に、神回を10個選びました。結末まで触れるネタバレを含むので、未視聴の方はご注意ください。
第10位 乃木が他の別班員を銃撃する場面
序盤の山場として押さえたいのが、乃木が任務遂行中に他の別班員を銃撃する場面です。この一発がノコルを通じてテントに入り込むきっかけを作った、というのがポイント。仲間を撃ってまで任務を貫く姿に、乃木の二重の立場と覚悟がはっきり見えます。物語が本格的に動き出す合図でした。
第9位 乃木が薫に正体を知られる場面
同居する薫に、別班員という素顔が知られてしまう。この場面は、アクションよりも人間ドラマの重みで効いてきます。工作員を撃退してベキのもとへ向かった乃木が、その場面で薫に正体を知られることになったからです。私生活と任務の対立が、ここで一気に表面化しました。
第8位 ガラマン空港からの脱出
突破の鍵を握ったのは、駆けつけたチンギスの助力でした。シンシーが工作員と現地警察を動員して追い詰めるなか、乃木たちはその助力で突破し、日本へ帰国します。追手を前にした緊迫感に、頼れる味方が間に合う熱さが重なる。逃走劇の王道を、気持ちよく味わえる回です。
第7位 チンギスがベキに生い立ちを語る第23話
第23話は、バルカ警察官チンギスの過去に光が当たる回です。ベキに自らの生い立ちを語ることで、孤児院出身者が多いテントの背景が丁寧に描かれました。スピンオフとも結びつく話で、キャラクターの深みがぐっと増します。地味に外せない一話です。
第6位 ザイールの自爆テロと乃木の救出
物語の発端となる事件です。テロリストのザイールが自爆し、偶然居合わせた野崎に間一髪で救われた乃木は、長い逃避行へ踏み出します。野崎との出会いもここ。作品の謎の入口として、何度観返しても意味が増していく場面です。
第5位 シャキ城への突入と別班員の救出
第2シーズン屈指のアクション回がこちら。乃木が麓の村人を説得して城へ突入し、チョッキーらの協力で拉致された別班員を救い出します。城内の罠や兵士との戦いを、多勢力が手を組んで乗り越える展開は圧巻。力を合わせる大規模作戦の爽快感が詰まっています。
第4位 第1話 二宮和也のサプライズ解禁
情報を伏せた異例の宣伝手法、その頂点がここでした。二宮和也だけが放送開始まで伏せられ、第1話の終盤で解禁されたことで、物語への期待が一気に高まったのです。最後のメインキャストを終盤に初公開する大胆さは、話題性として抜群。ドラマの外側まで巻き込んだ神回です。
第3位 乃木が山本巧を排除する場面
誠実な商社マンだった乃木が、別班の諜報員という本性をむき出しにします。誤送金事件の黒幕が山本と知った乃木は、黒須と共謀して自殺に見せかけ、山本を排除しました。ここで主人公像が根底から覆るんですよね。優しい顔の裏にあった冷徹さに、背筋が伸びる場面です。
第2位 乃木とベキの40年ぶりの再会
40年ぶり。この数字だけで、胸が詰まります。別班員を銃撃してテントに潜り込んだ乃木が父と向き合い、孤児院運営という組織の真相を知る回です。テントの活動実態と真の目的が明らかになり、物語の見え方が一変します。さて、これを超える第1位はどの場面なのか。
第1位 乃木がベキを狙撃する場面
第1位は、復讐の寸前に急遽帰国した乃木が父を撃つ場面です。父を排除すべき宿命に苛まれた乃木が、復讐直前のベキを狙撃し、一連の事件に決着をつけました。第1シーズンの事件が収束する最大の決着点であり、シリーズ全体への影響の重さは群を抜いています。ここしかない、という結論でした。
惜しくもランク外
ドラム救出のチンギスは、ランクインに迫った熱い場面です。第22話の津田カメオ出演は、思わず目を引くお楽しみでした。第9話の緊急生放送SPは、異例の試みとして印象に残る一話です。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれて、お疲れさま。1位は決めたけれど、2位の40年ぶりの再会とは本当に紙一重だったのよね。VIVANTは、知っているほど順位が割れる作品だと思うな。あなたなら、どう並べる? あなたの1位は何の場面だったかな?





