
ランクインした5つの戦いのうち、実に3つが轟焦凍の関わる一戦ではなく、雄英体育祭の決勝トーナメントで起きています。拳を交えるたびにキャラクターの何かが変わっていくのが、このバトルの面白さです。なお記事内には、雄英体育祭から神野区グラウンドゼロ、群訝山荘跡地での戦いまで、結末のネタバレを含みます。
第5位 緑谷出久 vs 心操人使(雄英体育祭 決勝1回戦)
雄英体育祭 決勝1回戦、洗脳された出久は、そのままライン際まで歩かされてしまいます。ここからの逆転が見事なんですよね。動かせたのは指先だけ。その指で個性を暴発させ、衝撃で洗脳を解いてしまいます。そして心操を場外へ投げ出して勝利をつかみました。洗脳という厄介な個性に対し、機転と意志の強さで突破口を開いた点が、この一戦を5位に押し上げた理由です。派手な大技ではなく、小さな動きに全部を懸けた地味に外せない名勝負です。
第4位 爆豪勝己 vs 麗日お茶子(雄英体育祭 決勝1回戦)
お茶子は出久の策を断り、自分の力だけで爆豪に挑みました。この決断こそが、4位の最大のポイントです。瓦礫を浮かせて降らせる流星群で、隙を狙い続けます。結果は、爆豪の最大火力の爆破に消し尽くされて行動不能。それでも、自分の力で挑む覚悟を決め、策を尽くして食らいついた真っ向勝負の熱さは色あせません。負けてなお、胸に残る一戦です。
第3位 エンデヴァー・ホークス・常闇・耳郎 vs オール・フォー・ワン(群訝山荘跡地)
エンデヴァーが倒れ、ホークスがたった1人で踏ん張る窮地。そこへ常闇と耳郎が駆けつけます。連携でマスクを破壊し、最後は復活したエンデヴァーがオール・フォー・ワンを倒しました。トップヒーローと若手が力を合わせ、窮地から逆転して強敵を倒す展開が熱いのです。共闘の集大成と呼びたくなる、4人分の見せ場が詰まった戦いでした。
第2位 轟焦凍 vs 荼毘(神野区グラウンドゼロ)
荼毘の正体は、焦凍の実兄である燈矢です。兄を止めるために焦凍が生んだ赫灼熱拳・燐が、荼毘の赫灼熱拳と激突し、焦凍が勝利しました。実の兄弟が互いの技をぶつけ合い、轟家の因縁に決着をつける戦いなので、感情面の重みが非常に大きいのです。技の名前に込められた想いまで含めて、胸に刺さります。さて、これを上回る第1位は、どの場面でしょうか。
第1位 緑谷出久 vs 轟焦凍(雄英体育祭 決勝2回戦)
第1位は、雄英体育祭 決勝2回戦。轟が過去に縛られて炎を封じる中、出久は全力で挑み続けました。その結果、轟は自分の望みを思い出し、炎を解禁します。出久の言葉で父への反発から解放され、両者が全力でぶつかり合い、轟の成長を決定づけた一戦だから、この順位です。作中でも節目の一戦と呼べる戦いで、ここが全ての始まりでした。
惜しくもランク外
緑谷出久 vs ジェントル・クリミナル、緑谷出久 vs レディ・ナガン、轟焦凍 vs 爆豪勝己(雄英体育祭 決勝)も、ランク入りを争った名勝負です。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれて、お疲れさま。正直に言うと、2位の轟焦凍 vs 荼毘と1位の緑谷出久 vs 轟焦凍は、最後まで並べ方で悩んだのよね。でも、轟が炎を解いたあの決勝2回戦の節目感が、決め手になったかな。あなたの1位は、どの戦いだったかな?





