
死んだはずの男が、処刑場の真ん中で生きていた。BLEACHの物語は、この一瞬で前提ごとひっくり返ります。今回は原作の名場面を転換点の大きさで6つ選びました。結末に触れる内容を含むので、未読の方はご注意ください。
第6位 破面篇・過去篇で明かされる仮面の軍勢誕生の真相
謎解きの快感なら、この回が随一です。藍染が平子ら隊長たちを実験対象にして虚化させた経緯が語られ、浦原や夜一の救出を経て、彼らが現世に潜む流れまでがひと続きになります。理由は明快で、110年前に藍染が隊長たちを実験台にして虚化させた真相が明かされ、仮面の軍勢と浦原たちの背景が一気に繋がるからです。散らばっていた点が線になる瞬間、ここがたまりません。
第5位 千年血戦篇・総隊長山本元柳斎重國がユーハバッハに討たれる回
卍解を奪う星十字騎士団が護廷十三隊を圧倒するなか、ついに総隊長まで討たれてしまいます。護廷十三隊を束ねる存在が倒れ、尸魂界が壊滅的な被害を受ける、そんな絶望的な局面を描いた回だからこの順位です。シリーズ屈指の絶望展開と言われても納得でしょう。頼りにしてきた柱が折れる音が、ページ越しに聞こえてくるようです。
第4位 死神代行消失篇・ルキアが刀を突き立て一護の死神の力が戻る回
孤立した一護の前に、ルキアが現れます。手にしているのは、隊長や副隊長の霊力が込められた刀です。仲間を奪われ追い詰められた一護に、その刀を突き立てて死神の力を戻す逆転劇が、この順位の根拠になります。尸魂界の恩義がここで形になる、感動の場面です。かつて救われた側の一護が、今度は救い返される構図がいいんですよね。
第3位 破面篇・一護が最後の月牙天衝で藍染を倒す回
破面篇の最終局面です。断界での修得を経た一護は藍染を圧倒し、死神の力を失う代償と引き換えに最後の月牙天衝を放ちます。修行を終えた一護が新たな力で決着をつける、まさに集大成の回という点が決め手でした。長い戦いが一撃で結ばれる様子に、胸が熱くなります。代償の重さまで含めて、見どころです。
第2位 破面篇・一護が完全虚化でウルキオラとの死闘に勝つ回
舞台は虚圏。井上を救うために戦う一護が、完全虚化の姿でウルキオラに勝利します。内なる虚の制御に苦しんだ一護が、死闘を制して井上救出へ繋げた転機の戦いだからこそ、この位置に置きました。主人公が抱え続けた課題に決着がつく山場です。さて、これを上回る転換点はどの場面か、お分かりでしょうか。
第1位 尸魂界篇・ルキア処刑当日の救出と藍染生存の発覚
一護が処刑場へ駆けつけ、ルキアを救います。ところが直後に、死んだはずの藍染の生存が明かされるのです。救出の成功と全ての黒幕の発覚という二重の衝撃が重なり、崩玉をめぐる謀略とともに物語の前提が一変します。喜びが消える落差まで含めて、転換点の大きさはこの回が頭ひとつ抜けています。
惜しくもランク外
千年血戦篇・一護が母・真咲の過去を知る回も、破面篇・護廷十三隊の隊長たちが虚圏に援軍で現れる回も、死神代行篇・一護が死神の力を取り戻す修行回も、あと一歩でランクインでした。
ブログ運営者より
最後まで読んでくれて、お疲れさま。1位は決めたけれど、2位の完全虚化の一戦とは本当に紙一重だったのよ。BLEACHは知れば知るほど、順位が割れる作品よね。あなたなら、どう並べる? あなたの1位は、どの場面だったかな?





