
『ダンダダン』で涙腺を揺さぶるのは、バトルの熱さだけではありません。妖怪や怪異の側に積み重なった、あまりにも切ない境遇が胸に刺さるんです。今回は、その中から泣ける名シーン3つを選びました。ネタバレを含みますので、未読・未視聴の方はご注意ください。
第3位 ドーバーデーモンと息子チキチータの場面
病気の息子を救うために、危険な仕事を選ぶ父の姿。それがドーバーデーモンです。妻を同じ病気で亡くした父が、息子の治療費のために危険な出稼ぎに出る。この背景だけで、もう胸が詰まります。ただ、星子の助言で乳牛をもらい、問題は解決へ向かいます。切なさのあとに温かい結末が待っているので、第3位としました。涙の中に、ほっと息がつける場面です。
第2位 邪視とジジの場面(大蛇信仰の人柱の怨念)
救いのなさで言えば、この場面は群を抜いています。大蛇信仰で生贄にされた子供たちの怨念が邪視となり、ジジに取り憑いて、人を自殺に追い込む力を振るうのです。邪視の怨念の悲しさと、ジジの苦しみが重なる。ここが第2位の決め手でした。力を振るう側にも、悲しい背景があるんですよね。さて、これを超える切なさとなると、第1位はどの場面か、気になりませんか。
第1位 アクロバティックさらさらとアイラの母娘の場面
第1位は、アクロバティックさらさらとアイラの母娘の場面です。彼女は貧しいシングルマザーでした。娘を借金取りに攫われ、取り戻せないまま自殺してしまいます。そして死後に記憶を失い、幼いアイラの母代わりになる。母を亡くしたアイラに母と間違えられる経緯こそ、作中で最も切ない悲劇だと感じました。
惜しくもランク外
オカルンの孤独な過去、太郎と花の相思相愛、モモと祖母星子の関係も、あと一歩のところでした。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれて、本当にお疲れさま。ちょっとあたたかいお茶でも飲みながら、少し余韻にひたってね。正直、2位の邪視とジジと1位のアクロバティックさらさらは、切なさの種類が違うから、並べるのに悩んだのよ。『ダンダダン』って、笑える場面の裏にこういう悲しさがあるのが、ずるいところよね。あなたの1位は、どの場面だったかな?





