
ONE OUTSの師匠キャラ、その中心にいるのはわずか3人です。誰が誰の才能を開かせたのか、順位をつけて眺めると、チームの変化の仕組みが見えてきます。作中の展開に触れるネタバレを含むので、未読の方はご注意ください。
第3位 南田
南田は、倉井の中学時代の恩師です。気弱でいじめられていた少年期の倉井に速球の才能を見出し、野球の道へ導いたことが、この順位の根拠になっています。倉井がプロの舞台に立つ出発点を作った人物、と言っていい存在です。さらに後年、渡久地に呼ばれて声援を送り、倉井を覚醒させるきっかけも与えました。才能を見つけた人が、のちにもう一度背中を押す。この二段構えが、地味に胸を打ちます。
第2位 児島弘道
後輩の信頼が厚く、渡久地と選手たちの仲立ちを務めたのが児島です。面倒見のよい性格で後輩に慕われ、菅平を見捨てないよう渡久地に頼み込んだ場面は、この人の優しさがいちばん表れたところです。その結果、菅平には再び立ち上がる道が残りました。シーズン後は新生リカオンズの監督となり、導く側として正式に立場を得ています。ここまで来れば、1位は誰になるのか気になりませんか。
第1位 渡久地東亜
第1位は渡久地東亜です。倉井とムルワカの才能を見抜き、秘策で花開かせたうえ、菅平も再起させ、チーム全体の意識まで勝負に向けさせたことが、この順位の理由です。個人の才能を引き出すだけでなく、集団の空気そのものを変えている点が、ほかの二人との決定的な違いです。才能を見つける目と、それを開かせる策の両方を持つ。師匠キャラとして、ここまで徹底した人物は他にいません。
惜しくもランク外
奈良沢考造、出口智志、青山の三人も、ランキングの候補として最後まで名前が挙がりました。
ブログ運営者より
ここまで読んでくれて、お疲れさま。1位は渡久地東亜に決めたけれど、才能を見つけた南田と、人を見捨てなかった児島の二人も、書きながら何度も順位を考え直したのよね。誰が誰を導いたのか、見方ひとつで並びは変わるものだから。あなたの1位は誰だったかな?





